『エルデンリング』しろがね人とは?

エルデンリング

はじめに

フロムソフトウェアによって開発されたアクションRPG『 エルデンリング( ELDEN RING)』

この ゲームはフロムソフトウェアからストーリーについてあえて多くは語られておらず、

『 エルデンリング』の世界観やキャラクターの詳細については ゲーム内で得られる断片的な情報から考察するしかありません。そこがまたこのゲームの面白さでもあります。

とはいえ、 ゲームの世界観を考察するのが苦手な方もいると思いますので、当ブログではキャラクターや世界観についての解説記事を投稿しています。

今回は「狭間の地」で時々見かける「しろがね人」についての解説を行います。

しろがね人とは

結論からお話しすると、「しろがね人」とは人造人間です。

誰がどの目的で作ったのかは不明ですが、「銀の雫」という敵が原初ではないかと言われています。一部の「銀の雫」は人の姿に変身が可能で、その力を上手いこと人間と掛け合わせたのではないでしょうか。

しろがね人には何タイプかあり、

人間と変わりない見た目をしていて会話ができるが、下半身を動かすことが出来ない最初の「しろがね人」

歩行可能で力も強いが、銀色の肌に3等身で顔の見た目がカエルのような第2世代の「しろがね人」

第2世代と同じ見た目だが、体が赤く全身に棘を纏うことができ、攻撃的な「しろがね人」

などが存在しています。

彼らは総じて白い血が流れており、足が動かなかったり、見た目が異形だったりすることが原因で「狭間の地」では差別階級にあります。

特にレアルカリアの「カッコウ」という軍勢には「とくと見よ。お前たちの血の穢れたるを こんなものが、まともな生命に流れるものか」と虐殺の対象にされていました。

そのほか、「火山館」や「王都ローデイル」の地下ではひどい拷問が行われたりと、本当に可哀そうな人種たちです。

代表的なしろがね人

有名なしろがね人として、「リエーニエ」の「しろがね村」にて、主人公に「聖樹の秘割符(右)」を託す「アルバス老」、

同じく「リエーニエ」の「湖脇の結晶洞窟」を抜けた先にあるボロ家にいる「しろがねのラティナ」、

「聖別雪原」の「棄教の廃屋」にいる巨大なしろがね人、

DLCの『Shadow of the Erdtree』にて、「影の城裏門」奥の平原にいる、猪に乗った「宿将ガイウス」については足の防具のテキストに「しろがね人」であることが記載されています。

下半身がうごかない「しろがね人」は行動の制限を補うために戦闘時は狼や猪などの騎乗できる生き物に乗って戦っていたことが伺えます。

ところで、ミケラの聖樹を守る騎士「ローレッタ」は常に騎乗しているため、「しろがね人」ではないかと考える方もいますが、彼女の持っていた「白銀の盾」のテキストには

琥珀の埋め込まれた、輝く白銀の盾
聖樹の騎士、ローレッタの得物

その形は、密かに雫を模しているといい
つまらぬ噂の原因ともなっている
「ローレッタはしろがね人である」

と書かれており、「つまらぬ噂」という点が「しろがね人」であることを否定している可能性がある他、ローレッタとの戦闘では赤い血が出ることから、「しろがね人」であるとは言い難いと思いました。

しかし、彼女の兜のテキストには、ローレッタが「しろがね人」の安住の地を探し求めてミケラの聖樹へ行きついたことが書かれており、「しろがね人」の味方であることは判明しています。

まとめ

「しろがね人」は本当に不遇の扱いを受けていますね。彼らが安心して暮らせる場所が見つかることを祈っています。

私は第2世代の「しろがね人」が可愛いと思っており、なるべく戦わないようにしています。

当ブログでは他にも『 エルデンリング』の世界観やキャラクターの解説を投稿しています。

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