はじめに
フロムソフトウェアによって開発されたアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』
このゲームはフロムソフトウェアからストーリーについてあえて多くは語られておらず、
『エルデンリング』の世界観やキャラクターの詳細についてはゲーム内で得られる断片的な情報から考察するしかありません。そこがまたこのゲームの面白さでもあります。
とはいえ、ゲームの世界観を考察するのが苦手な方もいると思いますので、当ブログではキャラクターや世界観についての解説記事を投稿しています。
今回はDLC『Shadow of the Erdtree』に登場する「エンシスの城砦」のボス「双月の騎士、レラーナ」についての解説です。
双月の騎士、レラーナの背景
レラーナは、「狭間の地」の「魔術学院レアルカリア」にいる「女王レナラ」の妹です。
つまり「魔女ラニ」の叔母にあたる人物となり、私としてはレラーナと敵対することが悲しくもあります。でもやるしかないのです。
レラーナは姉レナラとの仲は良かったようで、共に魔術を学んでいたことや、カーリア家を捨て「串刺し公メスメル」を追った妹に自身の黒髪を送った事などがアイテムのフレーバーテキストから読み取れます。
カーリア家の王女の座を捨ててでもメスメルの傍らを選んだことから、メスメルに強い好意があったことが分かりますね。
また、彼女の武器は二刀一対の武器であり、カーリアの剣と黄金の火が彫り込まれた直剣を持ち、月と火の二つの魔術を使うことからも、メスメルと共にありたいという思いが伝わってきます。
メスメルの護衛として活躍し、「メスメルの剣」と呼ばれていたそうです。
それでも、メスメルにはレラーナの愛が届いていないようです。
レラーナの技
レラーナは姉のレナラとは違い、魔術のみでなく、剣術にも長けています。
そのため遠隔、近接どちらでも脅威となる相手です。
騎士なので、正々堂々とした分かりやすいモーションで攻撃してくれるのが唯一の救いですね。
パリィを主体とした戦い方をしないのであれば、部屋の前の金の召喚サインから「針の騎士、レダ」を呼び、遺灰もつかって袋叩きにする戦法が有効だと思います。
戦闘の後半になると武器にエンチャントをするのですが、その時は隙だらけなので攻撃しまくりましょう。
また、後半に一度繰り出される「レラーナの双月」という技は、姉レナラを彷彿とさせる満月を2つ地面に叩きつけ衝撃波を飛ばし、最後に自身の着地でも衝撃波を飛ばす3段構えの構成で非常に強力ですが、縄跳びの感覚でリズムよくピョンピョンと飛んで楽しく回避できます。
総じて、レラーナには悪いですが騎士道を重んじない戦い方をすれば苦戦を強いられにくい相手です。
まとめ
レラーナの血縁関係や、メスメルへの想いなどを知ると、倒したくない相手でもあります。
しかし、やらねばなりませんね。双剣が欲しいので。
ラニやレナラには心で謝罪しましょう。
当ブログでは他にも『エルデンリング』の世界観やキャラクターの解説を投稿しています。
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