『エルデンリング』宿将ガイウスとは?

エルデンリング

はじめに

フロムソフトウェアによって開発されたアクションRPG『 エルデンリング( ELDEN RING)』

この ゲームはフロムソフトウェアからストーリーについてあえて多くは語られておらず、

『 エルデンリング』の世界観やキャラクターの詳細については ゲーム内で得られる断片的な情報から考察するしかありません。そこがまたこのゲームの面白さでもあります。

とはいえ、 ゲームの世界観を考察するのが苦手な方もいると思いますので、当ブログではキャラクターや世界観についての解説記事を投稿しています。

今回はDLCの『Shadow of the Erdtree』にて、「影の城裏門」奥の平原にいる、猪に乗った「宿将ガイウス」について解説します。

宿将ガイウスの背景

宿将ガイウスは若かりし頃、「白王」(かつて隕石の落下と共に生まれたという石の肌を持つ古種族、重力魔法に長けている)を師として重力魔法を学んでおり、ラダーン」と同じ師を持つ兄弟子でした。

「ラダーン」は「魔術街サリア」にて重力魔法を修めたというテキストも存在しているので、

ガイウスも魔術街サリアで魔術の修行をしていたと思われます。

また、ガイウスは「しろがね人」でした。その事実は彼を倒した先にある一軒のボロ屋にある足用の防具から判明します。

ーガイウスの足甲

宿将ガイウスの黒鉄の足甲
悪意ある嘲笑のためだけに作られた
彼に纏うことができぬもの

猪を半身とし、その背に乗る
ガイウスはしろがね人であった

「しろがね人」はよく差別を受けている種族です。戦闘の実力のあるガイウスにおいても、装備出来ない足用の防具が存在するあたり、差別を受けていた過去があるのかもしれません。

一心同体の猪に乗り、重力魔法を操ることでハンディキャップを感じさせない圧倒的な強さを持っており、DLCコンテンツの中で最強のボスだと言う褪せ人もいます。

ガイウスとメスメル

ガイウスを撃破することで得られる追憶のテキストには、「メスメル」との関係が記されています。

共に獅子の兄であったが故に

そして、その生まれを呪いと呼ばれたが故に

ガイウスはメスメルの将となり、友となった

ここでいう「獅子」とは、「ラダーン」のことを言います。

ガイウスとメスメルは共にラダーンの兄貴分であり、

ガイウスは「しろがね人」、メスメルは「蛇を身に宿し、火の力を持って生まれた」点から、呪われた存在と言われてきた共通点がありました。

同じ境遇を持つことから、ガイウスはメスメルの護衛の道を選んだのでしょう。

まとめ

ガイウスは自身の生まれによるハンデに負けず、努力の末に強者となったことが分かりました。

そういった背景のある人物を倒すのは気が引けますが、正々堂々と戦うことが彼の望みなのかもしれませんね。

当ブログでは他にも『 エルデンリング』の世界観やキャラクターの解説を投稿しています。

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