『エルデンリング』接ぎ木のゴドリックとは?

エルデンリング

はじめに

『エルデンリング』は、フロムソフトウェアによって開発されたアクションRPGです。

このゲームはフロムソフトウェアからストーリーについてあえて多くは語られておらず、『エルデンリング』の世界観やキャラクターの詳細についてゲーム内で得られる断片的な情報から考察するしかなく、そこがまたこのゲームの面白さでもあります。

とはいえ、ゲームの世界観を考察するのが苦手な方もいると思いますので、当ブログではキャラクターや世界観についての解説記事を投稿しています。

今回はストーリーの序盤で対峙することになる「接ぎ木のゴドリック」の解説です。

接ぎ木のゴドリックの背景

ゴドリックは「女王マリカ」と「王ゴッドフレイ」のかなり遠縁の子孫です。

そのためデミゴッドの血が薄く、加えて生まれつき体格も細く弱々しかったのです。

それでもデミゴッドの血のおかげか、自分以外の生物の肉体を自分に繋げることが出来る「接ぎ木」の能力を持っていました。

「破砕戦争」ではローデイル防衛戦にて敗戦し、華奢な姿を生かして女子供に紛れ込んで逃走、その際に王都から秘蔵品をちゃっかり盗んでいます。

その後リムグレイブにある「ストームヴィル城」に流れ着いたゴドリックは現地の兵たちを懐柔して城に籠りますが、「モーグ」に連れ去らわれた「ミケラ」を探して南下してきた「マレニア」に慢心して戦いを挑み敗れ、深々と頭を下げ足まで舐める醜態をさらし、のちにその哀れな姿が石碑にされました。

それでも傲慢な態度を変えず、各地の褪せ人を狩っては「接ぎ木」の能力で自身につなぎ合わせて巨大化、父祖である「ゴッドフレイ」のような力を求めました。

ゴドリックの目的と実力

そんなゴドリックの目的は何なのかというと、「強くなって王都に帰りたい」という他のデミゴッドたちと比べると非常に浅いものです。

接ぎ木による仮初めの力に頼り本体のみでは到底振るえない大斧を振るいますが、あまりにも大振りで力任せなため、比較的簡単に避けることが出来、体力を削るとドラゴンの頭を左腕に接ぎ木しますが更に攻撃が単調になります。その際に放つ言葉「ご照覧あれい!」はゴドリック撃破後、円卓にいる「指読みのエンヤ」から得られる「接がれた飛竜」の固有戦技としても使用することが出来るほど強烈なワードとなっています。

一部の褪せ人の間では「忌み鬼マルギット」の方が強いのではないかと噂されています。

ゴドリックとの戦闘に勝利すると、接ぎ木が全て無くなり貧弱な体で倒れた姿を確認でき、哀れな最後となります。

まとめ

本編ではあまり好かれるキャラクターではありませんが、漫画「ELDENRING 黄金への道」では「接ぎ木アート」を楽しむ愉快なキャラクターとして描かれており、漫画を見た後に対峙すると愛着を覚えてしまいます。

当ブログでは他にも『エルデンリング』の世界観やキャラクターの解説を投稿しています。

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