はじめに
フロムソフトウェアによって開発されたアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』
このゲームはフロムソフトウェアからストーリーについてあえて多くは語られておらず、
『エルデンリング』の世界観やキャラクターの詳細についてはゲーム内で得られる断片的な情報から考察するしかありません。そこがまたこのゲームの面白さでもあります。
とはいえ、ゲームの世界観を考察するのが苦手な方もいると思いますので、当ブログではキャラクターや世界観についての解説記事を投稿しています。
今回はDLC『Shadow of the Erdtree』に登場する「神獣獅子舞」についての解説です。
神獣獅子舞の背景
「神獣獅子舞」は塔の街、ベルラートのボスです。また、ラウフの古遺跡にもう一体存在します。
「黄金樹」が設立される以前から存在しており、天の使いとされる「神獣」を模したものです。影の地の人種である「角人」の中で「神降ろし」という力をもった選ばれしものを「勇人」といい、その勇人が2人組になって神獣獅子舞として踊ります。
元々は五穀豊穣や邪気を祓う目的でベルラートの塔の祭祀として舞を舞う「神事」として扱われてきたのですが、「メスメルの火」という粛清事件をきっかけとして「軍事」としてメスメルの軍勢と対峙して戦うものになってしまいました。
戦闘となるとカメラが追い付かないほどのスピードで縦横無尽に動き回り、天候の力である風、雷、氷の属性を持った攻撃を行ってきます。完全に人間…いや「角人」離れした動きに「勇人」の「神降ろし」の凄さを実感します。
神獣獅子舞と角人の老婆
ベルラートの倉庫にいる「角人の老婆」は神獣獅子舞と深い繋がりがあります。
まず、ベラルートにて神獣獅子舞と対峙した際のムービーで流れる音声はこの老婆の声です。
その証拠として、神獣獅子舞が起き上がるきっかけとなった呪文のような老婆の言葉は、神獣獅子舞を倒した際に貰える「神獣の頭」を装備した状態で「角人の老婆」に会うともう一度聞くことが出来ます。
「神獣の頭」を装備した状態であれば、「角人の老婆」は主人公を神獣獅子舞だと勘違いして友好的に接してくれます。神獣獅子舞は「角人の老婆」にとって尊崇の対象であったようです。
まとめ
神獣獅子舞は見た目もさることながら、神聖なものだったのだと知れてからは愛着が湧くようになりました。
「角人の老婆」を喜ばせるためにも、ぜひ「神獣の頭」を装備して会ってあげてください。
当ブログでは他にも『エルデンリング』の世界観やキャラクターの解説を投稿しています。
ぜひ他の記事もご照覧あれ!