『エルデンリング』約束の王ラダーンとは

エルデンリング

はじめに

フロムソフトウェアによって開発されたアクションRPG『 エルデンリング( ELDEN RING)』

この ゲームはフロムソフトウェアからストーリーについてあえて多くは語られておらず、

『 エルデンリング』の世界観やキャラクターの詳細については ゲーム内で得られる断片的な情報から考察するしかありません。そこがまたこのゲームの面白さでもあります。

とはいえ、 ゲームの世界観を考察するのが苦手な方もいると思いますので、当ブログではキャラクターや世界観についての解説記事を投稿しています。

今回はDLCの『Shadow of the Erdtree』に登場するボス、「約束の王、ラダーン」についての解説です。※本記事はネタバレを含みます

約束の王、ラダーンとは

早速結論です。「約束の王、ラダーン」とは、「ミケラ」の手によって「モーグ」の遺体を依代として復活を果たした「ラダーン」です。

本編の「ラダーン祭り」で戦った「星砕きのラダーン」との違いを述べると、愛馬の痩せた馬に乗っておらず、しっかりと二本の脚で立っていること。また、「モーグ」の身体を使っているため、一回り小さい体格と、体に角が生えていること。そして、鎧の装飾が色あせておらず、大剣に星砕きの紋章が刻まれていないことなどです。これは全盛期のラダーンを復活させているということなのでしょう。

そのため機動力は桁違いに上がっており、戦闘開始直後に重力魔法をつかって主人公に素早い突進攻撃を繰り出してくるほか瞬間移動まで行う始末。大きな体格に見合わない動きで苦戦を強いられます。

主人公が圧倒的不利かというとそうではなく、「アンスバッハ」と「ティエリエ」のイベントをしっかり進めておけば、彼らを味方につけて3人で立ち向かえる上に、遺灰も使えばかなりターゲットを分散して戦えます。

「約束の王、ラダーン」の体力を一定まで削り切れば、ムービーが流れて第二形態へと移行します。

ミケラの王、ラダーン

⋯兄様

やっと、還ってきてくれたのですね

⋯褪せ人よ

旧律の王たる者よ

貴方が罪を知り、世界を憂うのなら

我らに道を譲り給え

ミケラと 我が約束の王、ラダーンに

第二形態ではついにミケラが登場します。

ミケラがラダーンの背中に抱き着いた状態で戦闘が再開されます。(こちらもラニに背中に乗ってもらいたいものです…)

ラダーン単独でも激しかった攻撃に、ミケラの聖属性の攻撃が追加され更に激しいものとなり、広範囲への攻撃が多くなります。

また、掴み攻撃を喰らってしまうと、ミケラが主人公に囁きかけて魅了してきます。

私は、誓います

優しき理、千年の旅を

ーミケラ

また、二度目の掴み攻撃にも捕まってしまうと、

旧律の王よ 共に行きましょう

ーミケラ

と囁かれ、「HEART STOLEN」と画面に表示されます。こうなると完全に魅了状態となりゲームオーバーになります。

「ミケラ」は「ラダーン」を王として、新しい律を作ることを目的に戦っており、

「アンスバッハ」は「モーグ」の遺体を取り戻すため、

「ティエリエ」は「ミケラ」の半身だった「トリーナ」の「ミケラを殺して」という願いを叶えるために戦います。

主人公は…なんとなく新しい王になるためです。

「アンスバッハ」と「ティエリエ」、利害が一致した二人と共に勝利を目指しましょう。

まとめ

DLC『Shadow of the Erdtree』の参加条件は、「星砕きのラダーン」と「血の君主モーグ」を倒すことでした。

「ラダーン」から腐敗した体を取り除いて魂だけの状態にし、「モーグ」の身体を魂の入れ物にしてしまうことが「ミケラ」の狙いであり、ずっとその時を待っていたのでしょう。

そう考えると私たち褪せ人はゲーム内のみならず、現実世界でも「ミケラ」に魅了されていて、DLCを買うように誘導されていたのかもしれませんね。

当ブログでは他にも『 エルデンリング』の世界観やキャラクターの解説を投稿しています。

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