『エルデンリング』血の君主モーグとは?詳しく解説

エルデンリング

はじめに

『エルデンリング』は、ダークソウルシリーズで有名なフロムソフトウェアが開発し、ジョージ・R・R・マーティンが参加した壮大なファンタジーRPGです。その中でも、「血の君主モーグ」はされるキャラクターの一人であり、このキャラクターを倒すことがDLC『Shadow of the Erdtree』の解放条件でもあります。

今回はそんな「血の君主モーグ」とはどのようなキャラクターなのかを解説します。

モーグの背景

モーグは「女王マリカ」と「王ゴッドフレイ」との間に生まれ、双子の兄「モーゴット」の弟です。

しかし双子の「モーゴット」と「モーグ」は複数の魂を持ち体中に角が生える異形の「忌み子」として生まれます。

「狭間の地」の「黄金律」では「一つの体に一つの命」という考え方が美徳であり、「一つの体に複数の命」がある「忌み子」は穢れた存在であり、あってはならないことでした。

そのため「モーゴット」と「モーグ」は生まれて間もなく地下深くに幽閉され、死んだものとして扱われました。

血の君主となる

地下深くで幽閉され続ける中でモーグは「姿なき母」もしくは「真実の母」と呼ばれる存在から啓示を受け、「忌み子」という自らの呪われた血を愛するようになります。

そして、しろがね人などの異形の者を従え、地下深くの血と腐敗で満ちた土地で自らを王とする新たな王国を作ることを決意します。「モーグウィン王朝」の誕生です。

新しい世界を作るためには伴侶が必要です。そこでモーグは、美しく誰からも愛される性別不明で永遠の幼子であるデミゴッド「ミケラ」を攫って伴侶として掲げ、繭の中にいる彼に血を捧げ続けています。

なぜ、「ミケラ」なのか。誰からも愛されなかった自身と誰からも愛された「ミケラ」が契りを結ぶことが理想なのか、もしくは「ミケラ」の能力により「愛するを強いられた」のか・・・DLC『Shadow of the Erdtree』で真相が明らかになるかもしれませんね。

血の指

モーグが王朝の一員として勧誘した褪せ人を「血の指」と言います。

「血の指」たちは同じ名前のアイテム「血の指」を使い、各地に現れては道行く褪せ人達を襲って血をモーグに捧げるのです。

「血の指」のメンバーとして代表的なのは「翁」「カラス山の凶手」「純紫の血指、エレオノーラ」そして、「白面のヴァレー」です。

「白面のヴァレー」はリムグレイブにて主人公が最初に出会うであろうNPCです。いつか彼に「モーグウィン王朝」への招待状を渡される日が来るかもしれません。

また、昇進した「血の指」は「血の貴族」となり、モーグの法服とおそろいのコーディネイトに身を包みます。「血の貴族」としては「血の指 ネリウス」がリムグレイブのアギール湖にて主人公を襲うことになります。

まとめ

モーグの行いは残虐ですが、「忌み子」として生まれ、新たな王国を作ろうとする姿に共感する部分もあるキャラクターですね。

今回は「血の君主モーグ」について解説しましたが、彼と共にいる「ミケラ」の解説記事も是非ご覧いただけると嬉しいです。

今後も別のキャラクターについての解説記事を投稿予定ですのでお楽しみに!

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