はじめに
フロムソフトウェアによって開発されたアクションRPG『 エルデンリング( ELDEN RING)』
この ゲームはフロムソフトウェアからストーリーについてあえて多くは語られておらず、
『 エルデンリング』の世界観やキャラクターの詳細については ゲーム内で得られる断片的な情報から考察するしかありません。そこがまたこのゲームの面白さでもあります。
とはいえ、 ゲームの世界観を考察するのが苦手な方もいると思いますので、当ブログではキャラクターや世界観についての解説記事を投稿しています。
今回はDLCの『Shadow of the Erdtree』に登場する「針の騎士、レダ」についての解説です。※本記事はネタバレを含みます
針の騎士レダとは
「針の騎士、レダ」とは、ミケラに仕えていた忠実な騎士団「針の騎士」の一人にして、影の地に導かれた者たちの代表です。
ちなみに、「針の騎士」の団員は今やレダ一人を除いて誰も残っていません。
また、素顔は金髪で美形の女性ですが、ゲーム内では兜を外すことが無いので公式の発表している画像でしか素顔は見れません。
ミケラに導かれた(魅了された)同志をまとめ上げ、ミケラの足取りを追うのが当初の目的でした。
「双月の騎士レラーナ」との戦いでは、味方として召喚することもできます。
同志たちの頼れるリーダーとして、置手紙を残して行き先を示唆する等、面倒見の良い人物でした。
やあ、君か
同志たちには、出会ったのか?
…きっと、驚いたろう。彼らは、出自も何もバラバラで
本来なら、お互いに殺し合っていてもおかしくないのだから
けれど今は、皆、ミケラ様に魅了されている
それ故に、我々は手を取り合える
…正に、神の御業だ
ー針の騎士、レダ
そんななか、主人公が影の城に向かうとミケラの「大ルーン」が壊れた音がし、ミケラの魅了が解かれてしまいます。
大ルーンが壊れた後のレダ
感じただろう。ミケラ様の魅了が、壊れたようだ。
私自身は、そんなことで、ミケラ様へのお気持ちは揺るぎもしないが
同志皆が、そうであるとは限るまい。厄介な話だ…
いや、いっそのこと、これでよかったのかもしれんな
ミケラ様の側に相応しくない者は、我が剣で貫く
…その方が、私らしいというものだ
…さて、見極めるとしよう
ミケラ様の側に相応しくない者が、誰なのかを
ー針の騎士、レダ
一見すると、ミケラの魅了が解けてもレダは何も変わらないように見えますが、彼女の言葉から分かるように、本来のレダは強い猜疑心を持つ粛清者だったのです。
ミケラの魅了によって、一致団結していたのは、レダ自身もでした。
「針の騎士」の団員が今やレダしかいない理由も、レダが粛清を行った結果なのです。
それからの彼女は、粛清対象を見極めようとします。
ーレダの剣
黄金が細かく編み込まれた軽大剣
針の騎士、レダの得物聖属性の攻撃力を持つ
かつて、騎士団の同志たちを貫いたその剣には
陰りなく拭われてなお、血の匂いがこびり付いている
レダが粛清対象として選ぶのは「角人」と「老兵アンスバッハ」です。
その際にレダに協力するか、粛清対象に協力するかを選ぶことが出来、イベントのルートが変わります。
「老兵アンスバッハ」は最後まで主人公の味方をしてくれるので、私としては「角人」にはレダと共に敵対し、「老兵アンスバッハ」とは協力してレダを退けることをおすすめします。
終盤では、レダの粛清対象に主人公までが選ばれることとなります。
さらに、レダ側は「赤獅子フレイヤ」「落葉のダン」を率いて、3対1で粛清しにくる念の入れようです。
ところが、主人公が「老兵アンスバッハ」「ティエリエ」の2人とものイベントを進めていれば、協力してくれるため、3対3で戦うことが出来ます。ぜひ2人のイベントを進めておきましょう。
…ミケラ様
どうか、世界を、優しく…
ー針の騎士、レダ
レダも、ミケラが優しい律を掲げるのを望んでいました。
しかし、周りの同志を粛清するような血に汚れた者が報われることはありませんでした。
また、ミケラがモーグの遺体を利用したり半身の「トリーナ」を棄てたりしている点から、ミケラが新しい神になろうとも本当に優しい世界が実現するとは思えませんが。。。
まとめ
レダは一見するとまともですが、ミケラの魅了がなければ仲間を信じることのできない可哀そうな人物でした。作中で大ルーンが壊れなければ、こうはならなかったのではないかと思います。主人公も向かってくる敵は絶対殺すマンですから、仕方ありませんね。
当ブログでは他にも『 エルデンリング』の世界観やキャラクターの解説を投稿しています。
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