はじめに
フロムソフトウェアによって開発されたアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』
このゲームはフロムソフトウェアからストーリーについてあえて多くは語られておらず、
『エルデンリング』の世界観やキャラクターの詳細についてはゲーム内で得られる断片的な情報から考察するしかありません。そこがまたこのゲームの面白さでもあります。
とはいえ、ゲームの世界観を考察するのが苦手な方もいると思いますので、当ブログではキャラクターや世界観についての解説記事を投稿しています。
今回はDLC『Shadow of the Erdtree』に登場し、本編の方では謎の多かった「聖女トリーナ」についての解説です。
聖女トリーナとは
早速結論なのですが、聖女トリーナは「ミケラ」の半身です。
DLCが発売されるまでもミケラとトリーナは同一人物だと思われていたのですが、DLCの内容によって、それを裏付けることとなりました。
ところが、DLCでミケラは
黄金の身体も、力も、宿命も、全てを棄てたのです。
その一環として自身の半身である「聖女トリーナ」すらも捨ててしまい、「石棺の大穴」の奥にある「深紫の花園」に封印してしまいます。どのようにして半身を切り離したのかは謎に包まれています。
主人公がたどり着くと、紫色の花のような姿の「聖女トリーナ」と出会うことが出来ます。
話しかけると、彼女の蜜を吸う選択肢が出てくるのですが、吸うと死んでしまいます。
復活後もめげずに吸い続けると4回目の死亡後にトリーナからの言葉が聞けるようになります。
(4回目)
…ミケラを、止めて
あの子を、神にしないで…
(5回目)
あの子にとって、神は牢獄
檻の中の神は、誰も救えない
(6回目)
…ミケラを、殺して
あの子を、許してあげて…
以降はセリフがループするようです。
どうやらトリーナはミケラを倒してほしいと主人公にお願いしているようです。
トリーナとティエリエ
「ミケラの導き」で影の地に集った同志の一人である「ティエリエ」は「聖女トリーナ」に深く心酔しています。
ティエリエとのイベントでトリーナの居場所である「深紫の花園」に来ることになるのですが、彼はそこでトリーナの声を聴くためにトリーナの蜜をチビチビ吸いながら待っています。
主人公は復活できるので何度も大量に蜜を吸ったせいか、ティエリエより先にトリーナの声が聴けてしまいます。
その内容をティエリエに伝えてもティエリエは信じず、挙句の果てには敵対して襲い掛かってきます。
そんな彼を返り討ちにして力の差を分からせたうえで再度話すとようやく聞き入れてくれるのですが、「ミケラを殺してほしい」というトリーナの願いにひどくショックを受けてしまいます。
しかし、その後は主人公の味方になってくれるのです。
まとめ
まさかDLCで聖女トリーナと単体で会えるとは思わなかったので驚かされました。
ミケラがどうやって、そして何故半身のトリーナを引き離したのかが謎ですが、そこは考察の余地がありそうです。
当ブログでは他にも『エルデンリング』の世界観やキャラクターの解説を投稿しています。
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